あなたは「青い鳥症候群」に陥ってないですか？

青い鳥症候群とは？

青い鳥症候群とは、“もっと理想的な相手がいるはず”と思い込んでしまい、現実の出会いに満足できずに新しい出会いを求め続けてしまう状態のことです。この言葉は、モーリス・メーテルリンクの童話『青い鳥』が由来で、幸せを求めて旅をする主人公たちが、実はその幸せが自分たちの身近にあったことに気づくというお話です。婚活中の方がこの状態に陥ると、良いご縁をつかむチャンスを逃してしまうことがあります。

婚活中に青い鳥症候群になりやすい人の特徴

1. 理想の相手像が高すぎる

たとえば、年収が高くて、見た目もモデル級で、学歴や職業も完璧で…というように、理想を詰め込みすぎてしまうパターンです。でも現実には、すべての条件を満たす人はほとんどいません。求める条件が多すぎると、出会いのチャンスが減ってしまいます。

2. 相手の短所ばかり気になる

せっかく素敵な人と出会えても、相手の欠点ばかりに目が行ってしまい、良い部分を見逃してしまうことがあります。「背が思ったより低いな…」とか「趣味が合わないかも」と思い込み、もっと良い人を探そうとするうちに、実は自分に合う人を見過ごしてしまうのです。

3. 次々と新しい人を探してしまう

いい感じの人が現れても、「もっと素敵な人がいるはず」と思ってしまい、目の前のご縁を深める前に次へ進んでしまうことがあります。この結果、どの出会いも浅いままで終わりがちです。

青い鳥症候群から抜け出すためのコツ

1. 自分にとって本当に大事なことを考える

まずは、自分にとって本当に大切なことを整理してみましょう。「年収や学歴などの条件を絞る」というよりも、「一緒にいて安心できる人がいい」とか「家庭を大切にしてくれる人がいい」など、価値観に注目することが大切です。そうすると、条件に縛られすぎずに相手を見られるようになります。

2. 目の前の相手をもっと知ろうとする

一度や二度のデートだけで相手を判断せず、少し時間をかけて相手の良い部分を見つける努力をしてみましょう。「趣味が合わないかも」と思ったとしても、話を聞いてみると意外と面白い発見があるかもしれません。先入観を手放してみると、相手の魅力に気づけることが多いです。

3. 婚活の過程を楽しむ

婚活を「結果を出さなきゃいけない」と考えすぎると疲れてしまいますよね。婚活は、自分を知ったり、新しい人と出会ったりする貴重な機会。出会いのプロセスそのものを楽しむ気持ちを持つと、心に余裕ができて自然と魅力的に見える自分になれます。

4. プロの力を借りる

結婚相談所やカウンセラーに相談するのも一つの方法です。プロのアドバイスを受けると、自分では気づかなかった視点を知ることができたり、理想や行動パターンを客観的に見直すきっかけになります。

5. 完璧な相手を探さない

誰でも欠点はあります。「この人となら、お互いに支え合いながら成長できそう」という視点で相手を見てみてください。完璧を求めるのではなく、一緒に幸せを築ける人を見つけることが大切です。

おわりに

青い鳥症候群に陥ると、理想を追いすぎて現実の幸せを見逃してしまうことがあります。でも、自分と向き合って、目の前の人を大切にする気持ちを持てば、きっと素敵なご縁に巡り会えるはずです。婚活は理想の条件を満たす相手を探すことだけではなく、自分自身を知り、現実の幸せを築いていく旅でもあります。自分らしく、そして前向きに婚活を楽しんでくださいね！